大庭雅、全日本選手権でトリプルアクセルに挑戦

ちょっと違うジャパン

大庭雅がトリプルアクセルを普通に飛んでしまう日

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器械体操の選手だったら、もっと簡単にジャンプできるんじゃないか?

女子フィギュアスケートを見ながら、こんなことを思ったのは、ぼくだけであろうか?

女子フィギュアのジャンプといえば、浅田真央のトリプルアクセルなんだけど、きれいに飛べても回転不足(アンダーローテーション)と判定されたり、失敗すれば先日の全日本のように演技全体が崩れてしまう。

ましてトリプルアクセルの基礎点は8.5で、トリプル・ルッツの基礎点6.0に比べると成功率が低い割りにメリットがなさすぎる。トリプルアクセルは彼女にとって、いや、女子フィギュア選手にとっては限界ぎりぎりの大ワザなのである。器械体操の選手だったら、というのは単純すぎる発想であったかもしれない。

大庭雅

しかし今、その大ワザを簡単に飛んでしまうようになれる可能性を秘めた選手が現れた。中京大中京高校の大庭雅(おおばみやび)選手だ。今回の全日本でトリプルアクセルに挑み(転んでしまったが)、ちょっとだけ話題になった。

助走しながら息を整えて…という他の選手とは違い短い助走からいきなり3回転ジャンプを飛んでしまう彼女を知ったのが数年前、かなり期待していたのだけど、ここまであまり話題にはならなかった。

現在18歳になった大庭雅選手。2010年には全日本で8位に入賞したが、やはり身体が大きくなるにつれてうまくジャンプを飛べない時期があって、それをやっと乗り越えたという話が演技後の解説で語られていた。

3回転ジャンプは以前のように準備なしでいきなり(いとも簡単に)飛んでいたし、公式練習ではきれいなトリプルアクセルも成功させていた。いわゆる運動神経バツグンなタイプなんだと思っていたが、それだけではなかった。なんと4歳から10歳まで約7年間、器械体操をやっていたというのだ。

その分、フィギュアスケートを始めたのが10歳からと遅かったのは大きなハンデだと思うが、この特異な経歴を考えれば結果を出すのはまだまだこれから。トリプルアクセルも彼女なら普通に飛んでしまう日が来るだろうし、演技構成点の部分でも上積みがあるはず。

今回は全日本で10位だったが、有力選手が引退することもあり来年の全日本では表彰台も期待できる。浅田真央が引退してしまうのは残念だが、女子フィギュア界には新星が控えているのだ。

 

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